【本庶佑】教授 【ノーベル生理医学賞】を受賞!
【オブジーボ】とは? プロフィールは?
2018年のノーベル生理学・医学賞に
京都大学の本庶佑教授が
選ばれました。
米テキサス州立大の
ジェームズ・アリソン博士との
共同受賞です。
オブジーボ
本庶佑教授が発見した
PD-1という分子が
がん免疫治療薬「オブジーボ」の
開発に繋がりました。
今は、2人に1人が
がんになる世の中です。
画期的な「オプジーボ」は
全く治療薬がなかった
皮膚がんのメラノーマに
効果があることが分かっています。
オプジーボ・保険適用のがん
現在、保険適用されるがんは
悪性黒色腫(メラノーマ)、
一部の肺がん、頭頸部がん
舌がん、咽頭がん、胃がん(切除できないもの)
ですが、
今後、他のがんにも適用される
ことが期待されています。
オプジーボ・価格
当初、薬価は1瓶(100mg)73万円
でしたが、だんだんと薬価は下がり
今は17万円くらいまで下がっています。
当初から4割くらい下がりました。
PD-1
免疫細胞であるT細胞の
表面には「PD-1」という
タンパク質があります。
これは免疫を抑えるブレーキ役を
担当しています。
オプジーボはPD-1に
結合して、その働きを阻害します。
ブレーキを外すことで、
T細胞ががんを攻撃できるように
なるわけです。
別名「免疫チェックポイント阻害薬」と
呼ばれています。
本庶佑教授・プロフィール
名前:本庶佑(ほんじょ たすく)
生年月日:1942年1月27日
出身地:京都府京都市
出身大学:京都大学・医学部
職業:医師、医学者
趣味:ゴルフ
信条:志があれば必ず達成できる
まとめ
「オプジーボ」はがんの治療薬として
今回のノーベル賞により、
かなり有名になりました。
連日、テレビで「オプジーボ」について
説明があります。
がん患者にとっては
夢の治療薬になります。
本庶佑教授のコメントでは
どんながんにも効果があると
いうことです。
ただ、臨床はもっと必要に
なりますね。
現在、がんを患っている
患者さんにとっては
勇気をもらえたと思います。